4ae0a12bcb
Makefile yet as John needs to figure out ${LANG}-based doc building.
Please put this in 2.2, or the translators are going to kill me. ;)
Submitted by: doc-jp@jp.freebsd.org (The FreeBSD Japanese Doc Team)
Reviewed by: doc-jp@jp.freebsd.org (mutual review)
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<!-- $Id$ -->
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<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
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<!-- Original revision: 1.7 -->
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<sect><heading>PC におけるメモリの利用<label id="memoryuse"></heading>
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<p><em>原作: &a.joerg;.<newline>
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16 Apr 1995.</em>
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<p><em>訳: &a.tomo;. <newline>
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29 Oct 1996.</em>
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<em>FreeBSDがi386プラットフォーム上でどのようにメモリを使うかに
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ついての説明です. </em>
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ブート部分は<tt>0:0x7c00</tt>にロードされ, すぐに自分自身を
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<tt>0x7c0:0</tt>に移します. (これは手品ではなく, 単なる<tt>%cs</tt>
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セレクタのための調節であり, <tt>ljmp</tt>により行われます. )
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それから最初の15セクタを<tt>0x10000</tt>(biosbootのMakefileのなかの
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BOOTSEG部分)にロードし, 作業領域のスタックを<tt>0x1fff0</tt>以下に
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セットします. このあと, boot2 に飛びます. つまり, boot1 自身と
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(ダミーの) DOS パーティションテーブルを飛び越えて, %csセレクタを
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調節します---この時点ではまだ16ビットモードです.
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boot2はブートファイルを要求し, <tt>a.out</tt>ヘッダを調べます.
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<tt>0x00ffffff</tt>によってファイルエントリポイントを
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(通常は<tt>0xf0100000</tt>に)マスクし, ロードします.
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このため, 通常のロードポイントは1MB(<tt>0x00100000</tt>)になります.
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ロードしている間, リアルモードでBIOSを使うため, ブートコードは,
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リアルモードとプロテクトモードの間を行ったり来たりします
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(訳注: これは, BIOSがリアルモード用に書かれていて,
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ロードすべき領域がリアルモードではアクセスできない1MBより上位の
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アドレスであることから, ブートコードがリアルモードと
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プロテクトモードを切り替えながら動作するためです).
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ブートコード自身はプロテクトモードで<tt>%cs</tt>と<tt>%ds/%es</tt>用に
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セグメントセレクタ<tt>0x18</tt>と<tt>0x20</tt>を使い,
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リアルモードに戻るのに<tt>0x28</tt>を使います.
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最終的にカーネルはアドレス空間全体をカバーできるようなダミーの
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ディスクリプタを参照して<tt>%cs</tt> <tt>0x08</tt>と
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<tt>%ds/%es/%ss</tt> <tt>0x10</tt>でスタートします.
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カーネルはそのロードポイントで起動されます.
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別の(高位)アドレスにリンクされるので,
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ページテーブルやページディレクトリなどが適切に設定され,
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ページングが有効になり, カーネルがリンクされたアドレスで
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動作するようになるまでは, カーネルはロードアドレスからの
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相対アドレス (PIC: position independent code) を用いて
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実行されなければなりません.
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<em>寄贈: &a.davidg;.<newline>
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16 Apr 1995.</em>
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カーネルの BSS セグメントの直後の物理ページ (実メモリ) に
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proc0 (訳注: プロセス番号 0, swapper) のページディレクトリや
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ページテーブル, Uページが配置されます.
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仮想記憶機構が初期化された少しあと,
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<tt>0x1000-0x9ffff</tt>の実メモリとカーネル
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(text + data + bss + 上記の proc0 に関わるもの + その他)
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の後ろの実メモリは, 通常の仮想記憶ページの形で利用可能となり,
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グローバルな空きページリストに追加されます.
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