freebsd-skq/share/doc/ja_JP.EUC/handbook/sup.sgml
1997-04-30 06:41:51 +00:00

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<!-- $Id: sup.sgml,v 1.11 1997/03/12 04:20:34 hanai Exp $ -->
<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
<!-- Original revision: 1.28 -->
<sect><heading>SUP<label id="sup"></heading>
<p><em>原作: &a.jkh; and &a.gclarkii;.</em>
<p><em>訳: &a.iwasaki;.<newline>28 December 1996.</em>
SUP は CMU で開発されたネットワークベースのソフトウェア更新ツールです.
この文書の目的は初心者が sup を利用できるようにすることです.
<sect1><heading>SUP のコンフィグレーション</heading>
<p>SUP は supfile と呼ばれるコンフィグレーションファイルから, 実行す
るのに必要な情報を取得します. FreeBSD のソースリリースによって提供さ
れる異なる supfile の見本があります.
<url url="file:/usr/share/examples/sup/standard-supfile"
name="/usr/share/examples/sup/standard-supfile"> は最新の標準
FreeBSD ソース配布ファイルの sup 情報を含んでいます - このファイルは
sup に, 何のコレクションが更新かつ / またはインストールされるか, ど
こにインストールされるかを伝えます. 特にこの supfile を使用している
人は, <ref id="current" name="-current"> を sup することになります.
<p>ports に関しては,
<url url="file:/usr/share/examples/sup/ports-supfile"
name="/usr/share/examples/sup/ports-supfile"> に目を通してください.
<p>もしソースツリーを構築する
<url url="http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb" name="CVS"> files
ファイルの入手に興味があるのでしたら,
<url url="file:/usr/share/examples/sup/cvs-supfile"
name="/usr/share/examples/sup/cvs-supfile"> を参照してください.
<p>むしろ -stable 支流への変更を追いかけたいのであれば, 代わりに
<url url="file:/usr/share/examples/sup/stable-supfile"
name="/usr/share/examples/sup/stable-supfile"> を参照してください.
アメリカ合衆国内に住んでいる方は, DES コードを持ってくるために
`secure' と `eBones' コレクションの行のコメントを外してください.
合衆国国外にいる方は, 合衆国の輸出規制を犯すことになるので, このコー
ドをsup.FreeBSD.ORG から sup すべきではありません. この代わりに sup
examples ディレクトリ内にある
<url url="file:/usr/share/examples/sup/secure-supfile"
name="secure-supfile"> を使用してください. これは secure 配布ファイ
ルを含む国際的な sup サイトへ接続します. 受けとりたくない配布ファイ
ルは, 配布ファイルの行の先頭にて &num でコメントアウトすることができ
ます.
代替の sup サーバの一覧は,
<url url="file:/usr/share/examples/sup/README"
name="/usr/share/examples/sup/README"> を参照してください. 現在, 上
記の見本ファイルにあるデフォルトの sup サーバ (sup.FreeBSD.ORG) は超
負荷の状態であるので, どんなトラフィックでも他のホストへ乗り換えられ
れば, いくらか重荷が軽減できるでしょう.
このセットアップが終れば準備完了です. sup の起動は:
<verb>
sup supfile
</verb>とタイプします.
sup が何をしているかを「冗長に」に見たいなら, 次のように -v を与えてください:
<verb>
sup -v supfile
</verb>
以上です! あなたが current を実行しているかどうか, standard-supfile で
sup するときに得られるものが何かを覚えておき, &a.current へ参加して
ください. -current ユーザとしてのあなたに対して, 私たちが何ができて
何ができないかの重要な情報として,
<ref id="current" name="最新の FreeBSD を追いかける">を
読んでおいた方がよいでしょう. stable-supfile をお使いの方は,
&a.stable へ参加し <ref id="stable" name="FreeBSD の安定状態の持続">を
読んでください.
<sect1><heading>SUP 配布ファイル<label id="sup:dists">
</heading>
<p>standard-supfile を使用したメインの FreeBSD 配布ファイルは:
<verb>
src-base: /usr/src/... /usr/src のトップにあるその他のファイル
src-bin: /usr/src/bin ユーザとシステムのバイナリ
src-contrib: /usr/src/contrib 寄贈ソフトウェア
src-secure: /usr/src/secure DES のソース (US/Canada ONLY)
src-eBones: /usr/src/eBones Kerberos と DES (US/Canada ONLY)
src-etc: /usr/src/etc システムファイル
src-games: /usr/src/games ゲーム
src-gnu: /usr/src/gnu GNU Public License 下にあるソース
src-include: /usr/src/include インクルードファイル
src-sys: /usr/src/sys カーネルのソース
src-lib: /usr/src/lib ライブラリ
src-libexec: /usr/src/libexec システムバイナリ
src-release: /usr/src/release release を構築するために必要なソース
src-share: /usr/src/share 色々な共有リソース
src-sbin: /usr/src/sbin シングルユーザのシステムバイナリ
src-tools: /usr/src/tools 色々な管理ツール
src-usrbin: /usr/src/usr.bin ユーザバイナリ
src-usrsbin: /usr/src/usr.sbin システムバイナリ
</verb>
<p>secure-supfile を使用した国際的な FreeBSD 配布ファイルは:
<verb>
src-secure: /usr/src/secure DES のソース
src-eBones: /usr/src/eBones Kerberos と DES
</verb>
<p>また, 輸出規制のあるソフトウェア (たとえば, <tt>src-secure</tt> と
<tt>src-eBones</tt> コレクション) の両方のバージョン (合衆国内または
国外) を除く, 上記すべてを含むコレクションがあります:
<verb>
src-all: /usr/src オペレーティングシステム全体 (ほぼすべて)
</verb>
<p>そして ports コレクションは:
<verb>
ports-base: /usr/ports/... /usr/ports のトップにあるその他のファイル
ports-archivers: /usr/ports/archivers アーカイビングのツール
ports-astro: /usr/ports/astro 天文学関連の ports
ports-audio: /usr/ports/audio サウンドサポート
ports-benchmarks: /usr/ports/benchmarks ベンチマークプログラム
ports-cad: /usr/ports/cad CAD ツール
ports-chinese: /usr/ports/chinese 中国語サポート
ports-comms: /usr/ports/comms 通信ソフトウェア
ports-converters: /usr/ports/converters 文字コードコンバータ
ports-databases: /usr/ports/databases データベース
ports-devel: /usr/ports/devel 開発ユーティリティ
ports-editors: /usr/ports/editors エディタ
ports-emulators: /usr/ports/emulators 他の OS のエミュレータ
ports-games: /usr/ports/games ゲーム
ports-graphics: /usr/ports/graphics 色々なグラフィックユーティリティ
ports-japanese: /usr/ports/japanese 日本語サポート
ports-korean: /usr/ports/korean 韓国語サポート
ports-lang: /usr/ports/lang プログラミング言語
ports-mail: /usr/ports/mail メールソフトウェア
ports-math: /usr/ports/math 数値計算ソフトウェア
ports-mbone: /usr/ports/mbone MBone アプリケーション
ports-misc: /usr/ports/misc 色々なユーティリティ
ports-net: /usr/ports/net ネットワーキングソフトウェア
ports-news: /usr/ports/news USENET ニュースのソフトウェア
ports-plan9: /usr/ports/plan9 Plan9 からの色々なプログラム
ports-print: /usr/ports/print 印刷ソフトウェア
ports-russian: /usr/ports/russian ロシア語サポート
ports-security: /usr/ports/security よりよい (悪い?) 「セキュリティ」関連のユーティリティ
ports-shells: /usr/ports/shells 色々な UN*X シェル
ports-sysutils: /usr/ports/sysutils システムユーティリティ
ports-textproc: /usr/ports/textproc 文書処理ユーティリティ(デスクトップパブリッシングは含まない)
ports-vietnamese: /usr/ports/vietnamese ベトナム語サポート
ports-www: /usr/ports/www WWW 関連のソフトウェア
ports-x11: /usr/ports/x11 X11 のソフトウェア
</verb>
<p>また, 上記すべてを含むコレクションがあります:
<verb>
ports-all: /usr/ports ports ツリー全体
</verb>
<!-- The following is currently not available (and probably will never return)
<p>ports のオリジナルソースを更新し続けたい場合は, 次の行を supfile へ
追加することができます. ただしこのコレクションは<em>巨大</em>である
ことに注意してください. そして, FreeBSD ツリー全体を (ある理由で
``mirror'' は使用できませんが) ミラーリングしている FTP サイトでないので
あれば, あなたは (そして私たちにとっても) これらを収集する sup を使用しな
い方がずっといいでしょう:
<verb>
ports-distfiles: /usr/ports/distfiles original tarballs
</verb>
-->